vaiduryamuscari’s diary

自分用日記

哲学者の語る建築 マルティン・ハイデガー

今日は黒川紀章建築都市設計事務所の設計の図書館へ。

 

哲学者の語る建築という本のハイデガーの言葉を読む。

「詩人のように人間は住まう」

後期ヘルダーソンの詩歌の一文を引用してハイデガーは論を立て始める。…

 

「ひとつは、われわれが実存とよんでいるものを、住まうことの本質から考えることである。もうひとつは、詩を詠うことの本質を住まわせることとして考えること、それもたぶん住まうこととして建てることと考えること、である。もしわれわれが今いったこの観点から詩を詠うことの本質を考えれば、われわれは住まうことの本質に到達することになる。」…

 

このあと、論はどのような帰結を得たのだろうか。

 

詩を詠うことの本質を、地上の尺度を受け取る行為となるとの帰結を得る。

 

詩を詠うという行為が、この世の万物の存在を、その都度、測る、という行為となるとしている。

 

別な国の詩という別な言語なのに、日本のあはれという言葉を、同じ本質をつなぐことにより、これほどまで深く考察した文を、私の拙い読書を通してだが、今まで見受けられない。