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vaiduryamuscari’s diary

自分用日記

襞 第1章 物質の折り目、ジル・ドゥルーズ、独自展開

私と貴方は違うもの。というのがある時までの考え方。

私と貴方は繋がった中にある別な部分じゃないかな。とライプニッツジル・ドゥルーズ

物質も有機体(動くもの)も1つに纏めて、無限に編み込まれた襞として一般化した。

 

私がこの時想像したのは、人や言葉やネットとか。

この論理からいくと、

人間という有機体は、例えば、親は子に編み込みの折り目を時間変化の中でつけて、親の分身を作る。親と子は外的環境がそれぞれ違い、それぞれ違う影響を受けて差が生まれるのかなと。

言葉は、人間と絡み合いながら、時間変化の中で無限に現れ消えていく。音として小鳥や木々に影響を伝え、同じ言葉が解る人同士では、その記号を伝えられる。

ネットは、人が作ったが、ネットでの写真が皆んなに見られれば、その場所に人々が訪れたりして間接的に環境に影響を及ぼしたりするし、言葉を載せれば、見る人に対して影響を及ぼす。

 

1つの断面を見ても無限に編み込まれている襞が、無限の断面を持って、影響を伝え合うような絵を思い浮かべた。

 

ここから少しジル・ドゥルーズの見立てから外れるが、

そうだとすると、伝えているものはなんなのだろうか。

例えば、有機体から発する運動の代償の熱はエネルギーに変換され、運動か外部へと放熱される。この時、熱という影響を伝える。

更にイメージして欲しいのが、石に熱が伝わるのと、空気に伝わるのと違うということ。

襞の編み込みによって、伝わりやすさが異なるのではないだろうか。

影響を伝えている媒介をエネルギーと呼んでみると、各エネルギーは、各襞の断面を移動、横断しつつ、相互影響を及ぼす。襞を伝わっていく媒介は、

1.襞を行ったり来たりする性質を持つ

2.襞の遠くの部分までワープするなんらかの変換を行える

 

ありとあらゆる物質は永久に見えても朽ち果て、状態を変化させることは確かだ。変化するまでの時間軸は異なる。

人が野原で亡くなったなら、たんぱく質が喰われ、カルシウムが長く残る。建築はメンテナンスしなければ自然に喰われ廃墟に、石は風雨にさらされ、細かく削られる。

先程の影響の伝わりやすさや、時間の中での変化率が異なるのではないだろうか。

石や建物や植物やネコやコタツが変化の中で、徐々に姿を変え、貴方が産まれたのではないだろうか。両親もまた同じようにこの編み込みの中に変化の過程で現れた1つの状態だとしたら。

想像することは無限にできる。

 

この世界を無限×無限の編み込みで出来ていると仮定しても、編み込みの糸はそれぞれの主体によって、その時々の解像度やフレーミングによって規定できる。ここでは既に世界を襞ではなく編み込みとしている。

 

個人を主体としても、私を主体としてもあまり使える事はないので、ここでは人の総体、即ち人間社会を主体と仮定して想像を膨らませる。そうすると、人の解像度から普遍的ないくつかの次元が現れる。

森羅万象が現れる物理世界としての時間と空間と媒介物、イマジネーションとしての想像世界の次元(図面や漫画や小説、論の見立ての世界など)。

 

彼ら彼女らは全て編み込まれている。それぞれが細かく無限に編み込みを持つ。分割は人の任意で行われる。

この空間に現れたモノは意味を見出されて初めて世に存在する。そもそも現れ方も異なる。

 

空間の捉え方を変えるようなイマジナティブな、創造力に富むモノを考えたいこの頃。